「自称・保守」の思考

 来年4月から消費税が8%に増税することが公表された。
いわゆる保守勢は「安倍総理の苦渋の決断」とか「子々孫々の代にツケをまわさないための安倍総理の英断」と評価しているが、昨秋の野田内閣の際はどうだったか?

野田内閣時代には消費税増税もTPP交渉参加も反対の声しきりだった。
経済状況をみると野田内閣時代より幾分改善されてはいるが、景気回復というにはまだ道半ば。一部が儲けているに過ぎない。
今夏の酷暑や台風によって大打撃を受けた農家は多い。農家に限らず生活基盤を失ったり大幅減収を強いられた人々にとって消費税増税は死刑宣告に近い。
零細企業は増税分を価格転嫁し難い。零細企業にとっても消費税増税は相当な打撃になる。

「自称・保守」の自民党支持者を見ていると、「おかしくないか?」と思ってしまう。
民主党叩き自体は理解できても、民主党議員すべてが悪のような言動は短絡的であり、民主党に対する罵詈雑言は下品極まりない。
民主党が議席を大幅に減らしたら、今度は維新叩き。
これもまるで親の仇のように誹謗中傷。そして、自民と連立内閣を組んでいる公明党が話題に出ると「維新にはもうちょっと頑張ってもらって公明党の代わりに連立を組んでほしい」と妄言を吐く。この思考は理解不能だ。

筆者は自民贔屓でも維新贔屓でもない。あくまでも個人。たまたま自民と維新に支持する議員が多いということに過ぎない。
ゆえに筆者自身の近い将来についても、正直なところ、長い間悩んでいる。

自民にも維新にもちゃんとした保守議員はいる。反対にろくでもないのも少なくない。割合で言えば自民も維新も大差ないだろう。


「自称・保守」の自民党員は、「日本を守る」よりも「安倍総理を守る」ことを優先していないか? 「日本を守る」ことと「安倍総理を守る」ことはイコールではない。
安倍総理・内閣よりも日本にとって望ましい政治家がいれば乗り換えれば良いのでは?
安倍総理が「自称・保守」が思っているような人物でなかったら? 

消費税増税もTPP交渉参加も、「(民主党)野田内閣はダメ」で「(自民党)安倍内閣なら賛成」は明らかにおかしい。

「自称・保守」は「好き嫌い」で判断するのが致命的と言える。

安倍総理を非難しているわけではない。ただ、昨今の「自称・保守」が明らかに「安倍贔屓」が過ぎ冷静な判断が出来ていないことを危惧せざるを得ないのだ。

「自称・保守」勢は冷静に、しっかり考え、そしてあくまでも日本人としての品格を守って行動してもらいたい。

「国破れて山河あり」ではないが、「日本滅びて自民あり」は笑えない


是是非非
いまの保守に最も必要な言葉だと思う。



スポンサーサイト

  • 2019.03.02 Saturday
  • -
  • 11:53
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

links

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

selected entries

archives

recent comment

recent trackback

profile

search this site.

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM